「Music Togetherは英語の教室ですか?」
と聞かれますが、
実は、どちらかと言えば、音楽の教室です
だけど私は、
音楽センスを養うことは、将来、英語を習得するのにも必ず役に立つ!
と信じていて、
だからこそ、色々な人にMusic Togetherを知ってもらいたい、と思っています。
本当は体験クラスなどでも伝えたいのですが、
いつも焦ってしまって、ゆっくり話せないので、ブログに書くことにします。
ぜひ参考にしてください。
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まず、私の英語力の話から。
私は、25歳の時、オペアプログラムという異文化交流制度を使って、アメリカのシアトルに滞在をしていました。
オペアプログラムというのは、現地でホームステイをしながら、
その家の子どもをベビーシッターすることで、ホームステイ代をタダにしてもらう、というとても経済的なプログラムです。
渡米する前に受けたTOEICの点数は500点台。
日本人でいえば、平均レベルです。
そんな私が、日本に帰ってきてとったTOEICの点数は、930点。
文法をきちんと勉強していないので、リーディングで点数を落としていますが、
リスニングは満点です。
よく「リスニング力を上げるために、どのような努力をしたのか?」と聞かれることがありますが、
リスニング力を上げる努力は、一つのことしかしていません。
それは、音を注意して聞くこと。
それだけです。
英語をじっくり聞いて、一つ一つの音の違いを記憶していく、のですが、
例えば、音楽を使うのであれば、曲を聞き流すのではなく、
何回も何回も同じ曲を聞いて、歌詞カードを見ないでも歌えてしまうくらいに覚えていくような感じです。
日本にいると、これが意外に出来ません。
じっくりと英語を聞く時間が取れないんですよね。
英会話に通っている人でも、
おそらく自分が英語を話すことに集中してしまうので、
ネイティブ講師が言ったことをじっくり聞く機会はないと思います。
また、日本人の中には、「留学に行けば、英語のシャワーを浴びるだろうから、
生活しているだけで英語が上達するだろう」と考えている人も多いと思いますが、
人間、聞き取れない音というのは、脳が雑音として処理してしまうらしく、
ぼーっと英語のシャワーを浴びていても、聞き取れるようにならないのが現状のようです。
だから、”聞き流すだけで英語が上達する!”とかいう教材は、本当?って疑いたくなります
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では、じっくりと音の違いを聞くように努力し始めた時に、
例えば、RとLの音の違いが分かる人と、そうでない人の違いは何かというと、
それって、耳の良さだと思います
では、耳の良さはどのように育てるか。
その一番の近道が、音楽を学んで、音楽的センスを身につけること、だと思うんです。
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Music Togetherでは、音楽を楽しむことに主眼をおいていますが、
きちんと音楽的センスを身につけるような工夫がちりばめられています。
そして、子どもが英語を聞き流さないような、注意を引く工夫も入れ込んでいます。
小さいころから音の違いがわかるようになれば、
(音感がある必要はなく、違いがわかればOKなんですが)
将来的に楽器を習わせるときはもちろんですが、
英語を勉強し始める時にも大いに役立つことと思います。
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耳は、胎児の頃から聞こえていますし、赤ちゃんはみんな音楽が大好きです。
音を楽しむ
これって単純なことなのですが、小さい頃から習慣をつけてあげたいなと思います。
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